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作成日 : 2025/10/15
更新日 : 2025/10/15

ある1社員の休日 欧州編⑥ チェコ滞在③

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5日目

 プラハに戻り5日目。宿で朝食を摂り、部屋でNHK WORLDを見て気が済むまでのんびりしてからトラムに乗車して活動開始。朝は6~7時には起きているものの、この日の活動開始は9時半。気兼ねなくゆっくりできるのが長期滞在のいいところですね。「今日は観光しないでプラっと街歩きだけしたい」など予定を適当に変更できるのもなおよい。

 この日はかねてから気になっていたプラハ市内の古本屋を数軒見つつ、旧市街の中心部やカレル橋などを散策。買った本が増えたら都度宿に本を置く。これも市内の公共交通機関フリーパスを買っているからできる技。チェコスロヴァキア時代の書籍など、日本ではあまり買うことができないものも手に入りなかなかいい買い物ができました。

昼食はプラハで有名なイーデルナ(日本でいうところの大衆食堂)でスヴィチコヴァーを。毎日レストランで食べるとなかなか高いですが、イーデルナはセルフサービスなのでその分安くチェコ料理を食べることができます。ビールも飲めますが、やはりビールはホスポダ(日本でいうところの居酒屋)の方が楽しいかもしれません。

6日目

6日目。持ってきた下着や服が一巡したのでここでランドリーに向かい洗濯を。下着や靴下、ハンカチは洗濯バッグで手洗いできるのですが羽織るものはここで二度目の洗濯をしました。

宿から路面電車で20分くらいのところでランドリーがあり、初めて来た旨を伝えると親切に使い方を説明してもらい、洗濯。乾燥含めて1時間くらいの空き時間があるのでその間に読書。乾燥が終わったら宿に戻って出発。

6日目は午後から活動。といっても何か目的があるわけでもなく、ただ路面電車に乗って適当に移動して古本屋を見て回るくらい。この日は2軒(前日に別の古本屋で教えてもらった店)、こちらも買い物をして合間合間に路面電車の撮影。道中立ち寄ったI.P.Pavlovaという駅は条件反射を見つけたイワン・パブロフから取ったというトリビアを知る。

夕食はピルスナー・ウルケルのレストランであるデミンカへ。有名なレストランなので観光客が多いかと思ったらいとも簡単に入店できました。とりあえずビール。その次にチーズフライともう一杯ビールをお代わり。揚げ物とビールのコンボはやはり美味しいものでした。

7日目 

実質プラハ滞在最終日の7日目はメーデーで祝日でした。この日は日の出直後のカレル橋を散歩後、宿で朝食を摂ってから旧市街にある図書館を見学。かなり美しい図書館でした。パイインターナショナルの『世界の美しい図書館』に載ってそう。

その後カレル橋に向かい塔に登る。プラハ各地の塔は午前中なら半額で登れるので、現地の観光費用を節約したい方にはオススメ。ただし、階段です。

お昼になったのでブルダヴァ(モルダウ)川沿いのレストランへ。とりあえずビール。今回の一杯目は「ムリーコ(ミルコ)」という注ぎ方でオーダー。「ほとんど泡だよ!大丈夫?わかってる?」と言われましたが「二杯目にハラディンカで頼むから」と言って注文。泡を飲むというのはなかなか経験できないものでした。二杯目とともにシュニッツェルが到着。やはり揚げ物とビールの組み合わせは美味しい。

その後少し散歩してプラハ城へ移動。プラハ城にある聖ヴィート大聖堂は塔に登るとプラハの街並みを一望できるとのことなので、登りました。この日3つ目の塔登り。300段近くの螺旋階段はなかなかにきついものでした。

プラハ城を後にして宿近くのレストランでタタラークと肉を食べ、この日は終了。翌日が朝4時から移動のため、宿で荷物をまとめ出発準備をして睡眠。

次はオーストラリアの話となります。

ピルスナー・ウルケルについての追記

ピルスナー・ウルケルには主に「ハラディンカ」・「シュニット」・「ムリーコ(ミルコ)」という3つの注ぎ方があります。

ハラディンカは皆さんがイメージするようなビールと泡が7:3くらいです。
一方ムリーコは泡9割ビール1割くらいの注ぎ方です。

日本では「ミルコ」で通じるようですが、プラハでは「ムリーコ」と発音すると通じるとか。