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更新日 : 2026/09/16
【まさかの103km】湯渡し100完歩記(後編)
前編に続いて「湯渡し100」の後編です。
深夜の過酷な戦いと「知らなきゃよかった事実」
日が暮れてからが本当の試練でした。
二宮、大磯と国道を黙々と歩き続けるうちに、睡魔が襲ってきます。50kmあたりのファミマで休憩中、参加者の女性2人組から「実はこのコース103kmあるのよ」と教えられ、知らなきゃよかったと静かに衝撃を受けます。。
さらに、ローソンで買い物にきていた40代ほどの男性からは「会社の新人研修で房総半島を100km歩かされた」という昭和な武勇伝を聞かされる一幕も。令和のいまなら即コンプラ案件ですが、「自分は今、これを自主的にやっている」という事実には静かに目をつぶりました。

大磯付近は信号が多く、交差点のたびに足止めされるストップ&ゴーの連続。思わず「排他ロック待ちによる性能問題が発生してます!」と心の中で職業病丸出しのツッコミをいれながら、トランザクション(赤信号)が解放されるのをじっと待ちます。おかげでガーミンのラップタイムはまったく参考にならず、ただ淡々と進むしかありません。
茅ヶ崎あたりでは足のダメージも深刻になり、左右の親指やかかとに痛みが広がります。それでも周りにほかの参加者の姿が見えると、不思議と気が楽になります。
寒さとの闘いと、まさかの遭遇
眠気対策でエナジードリンクを飲んでみるも効果は今ひとつ、むしろ糖質が眠気をさそいます。深夜の冷え込みも厳しく、体調不良も相まって心が折れかけていたところ、藤沢でドンキを発見!
スウェットを買って防寒を強化したところ、スターを取ったマリオのように歩くスピードが見事に回復しました(なお、スターの効果はすぐ終了)。防寒対策の重要性を身をもって痛感しました。
鎌倉の深夜は「鎌倉殿」を彷彿とさせる独特の雰囲気。なんと道端にアライグマが現れる一幕もありました。向こうもこんな深夜に大勢の人間が黙々と行進しているのを見てさぞ驚いたことでしょう。お互いに「こんな時間に何してんだ」とツッコミを入れたかったに違いありません。深夜の小町通りでは、前編でも登場した「おぱんちゅ兄さん」と再び遭遇するという奇跡も。

早朝の戸塚エイド付近では、低体温症とみられる参加者を発見し、ボランティアのかたへ報告する場面も。過酷な大会だからこそ、こうした参加者同士の助け合いが大切です。

ついにゴール、そして次回への課題
夜が明けると浜スタや赤レンガ倉庫などの有名な景色が広がり、ゴールが近づいていることを実感します。
六角橋商店街で地元の人と話し、日吉駅で懐かしい「銀の玉」を通り過ぎ、昔住んでいたブレーメン通りへ。当時入り浸っていたパチンコ店「和助」の前を通り…… ついにゴールの住吉神社に到着!
スタートからじつに24時間以上経った12時半頃、100km(103km?)を見事完歩しました!


出店のビールでセルフ祝杯をあげたあと、かつてよく行っていた家系ラーメン「てっぺんや」へ。懐かしのラーメンを食べたのもつかの間・・・胃腸が限界を迎えていたのか、見事に具合が悪くなりました。
今回学んだのは以下の3点です。
・防寒対策
・胃の不調対策
・睡魔対策
どれも事前の備えが大事だということ。次回に向けて課題を洗い出し、また気持ちを切り替えていきます。
(なお、次は無謀にも125kmの「富士山一周」にエントリー済み)

